2017年2月28日火曜日

平成28年度卒業研究発表会


お久しぶりです
ブログ係の府川です
更新が滞り申し訳ございませんでした。
その間更新してくれた、田中くんと明石くん、ありがとうございました。

本日は2月18日に行われた卒業研究発表会について
書こうと思います。

 
会場は1421でした。
授業の時とは違い教室が広く感じられ、とても緊張します。
一人あたりの発表時間は8分間でした。



里見くん
「熊本地震における救援物資輸送の実態分析」

一番最初の発表であるにも関わらず、堂々とした発表だったので勇気をもらいました。
ゼミ長の明石は「頑張れ、頑張れ・・・!」母親のような気持ちで見守っていたとのことです。




藤原さん
「GISを用いた小型貨物車集中地区の抽出方法に関する研究」

緊張が一番目立ったように感じましたが、ハキハキとした聞き取りやすい発表でした。
藤原さんが卒研発表を無事終えれた事、みんなとても嬉しく思っておりますよ。



坂田くん
「端末物流活動により発生する交通阻害状況の地域別分析」

年間通して卒研の進みが順調だったように感じました。発表も安定していたように感じます。
知らないところで大変だったのかもしれないですが、それを見せずにやり切ったところがすごいです。



小林くん
「違法駐車取り締まり最重点路線における貨物車の路上駐車実態に関する研究
‐道路構造に着目して‐」

発表のインパクトは間違いなく学年No.1でしょう。熱意のある発表がとてもよかったです。
4年生の間で話題となったスライドの特徴の一つ、「小林フォント」の配布待ってます。



原島くん
「大規模小売店舗の立地が地区内の流入交通量に与える影響分析
‐千葉県船橋市習志野台8丁目を対象として‐」

以前ブログにも書きましたが、小早川研のみんなでナンバープレート調査を行いました。
発表を聞きながら懐かしんでいた人、きっと何人かいるはずです。




熊谷くん
「信号交差点における自転車の通行位置選択に関する研究」

発表よかったよと一番褒められていたのではないでしょうか。
この日に向けて相当練習を重ねたのでは・・・。その成果が表れている発表でした。




伊野くん
「単路部における幼児乗せ自転車の走行実態の分析」

発表練習と比べてとても見やすく改善されたように感じました。
デザイン性のあるスライドからは伊野くんのこだわりを感じることができます。




原田くん
「ドライブレコーダデータを活用した歩道における自転車の双方向通行に関するヒヤリハット分析」

誰よりもみんなの実験や調査を手伝いながらの卒業研究。さすがです。
特にここ数か月の集中力が素晴らしかったです。



明石くん
「個人の性格を考慮した子どもの道路横断判断特性の把握」

ゼミ長という役目を果たしながら、ハードスケジュールな実験の実施。
明石だからこそ研究を最後まで成し遂げることができたのだと思います。おつかれさまでした。




府川
「子どもの道路横断判断にまつわる保護者の実態認識に関する実験的研究」

自分のところは感想を・・・
別件でやっていた論文レビューの内容を卒業研究の質疑応答で活かすことができました。
「無駄なことなんてないんだ」と、とても嬉しかったです。



髙久くん
「全方位カメラを用いた駅前広場における視覚障害者の移動環境評価に関する研究」

6月の時はスライドに向かって発表しているのかと指摘がありましたが、
この日は前の方を向き、レーザーポインタもうまく使っていて成長を感じました。




石井くん
「生活道路交差点における視覚障害者誘導用突起による車いすの振動特性」

実験から発表までが短い期間であったにもかかわらず、発表に間に合っていてすごかったです。
振動についての勉強もしながらとのことだったので大変だったと思います。おつかれさまでした。




白子くん
「右折車混在における交通現象からみた単路部の事故分析
‐千葉県千葉市の坂月町交差点を対象として‐」

小早川研最後の発表者は白子くんでした。副ゼミ長のお仕事、おつかれさまでした。




長かったようで、あっという間だった卒業研究も
振り返ればたくさんの思い出もできていました。 (1年間の総集編はゼミ長に託します)
ご指導いただきました先生方、OBの方、院生の皆様には
大変お世話になりました。
一年間ありがとうございました。



最後に、発表が終わり、ホッとしている4年生の集合写真を。






次回は送別会の様子をお伝えしたいと思います。
府川

2017年2月20日月曜日

道路横断判断実験

お久しぶりです。
本日も、こばけん<思い出ブログ>をご覧いただきまして、ありがとうございます。


4年ゼミ長の明石です。
5回目の更新です(何でカウントしてるんだろ)


私明石とM0の府川は子どもの道路横断判断特性について研究しています。
実験は交通総合試験路において、2016年10月9日から2017年1月21日までの
期間のうち計25日間行い、かなりハードでした。


私明石は、
 4:30 起床
 6:00 研究室到着
 7:00 準備開始
10:00 実験開始
17:00 実験終了
18:00 片付け終了
23:00 帰宅
という生活を送っていました(汗)


いろいろあって書ききれないので、
この記事では約3ヶ月半に渡る実験を写真と共に振り返りたいと思います。

実験に使用する機材の一部です。研究室から試験路まで、“朝の筋トレ”をしてました。

13号館高層棟の屋上にビデオカメラを設置しています。

設置したビデオカメラ。

地上から見るとこんな感じです。

地上ではラインを引いたり…

チョークで距離を書いたり…

風の強い日はカラーバーとカラーコーンが頻繁に倒れました。

試験路の機材の一部です。

実験開始です。まず子どもの横断時間を計測します。

次に保護者の実験です。ついたてで視界を遮断しています。

続いて子どもの実験。旗を振ってドライバーへ合図を出します。

実験の主旨を子どもに伝えるのは大変でした。

ドライバーは稲垣先生です。多い日は交通総合試験路だけで1日100km走りました。

車内から見ると実験空間はこんな感じに見えます。

屋上から見るとこんな感じです。

実験後は子どもへフィードバックを行います。車までの距離と大きさを子どもに確認してもらうために、私明石は一生懸命走りました。

全ての日程に手伝ってくれたM0の原田様も実験中。(子どものマネをしています)

トランシーバーを用いて、「まだ渡れる~」、「あ~もうムリ」と解説をつけてくれました。

実験終了。屋上から見る夕焼けは綺麗でした。


ご協力いただいた美し学園子ども会の皆様、教職員・他研究室の皆様、警備員の皆様、学部3年生、4年生、大学院生の皆様に厚く御礼申し上げます。
ご指導いただいた小早川先生、稲垣先生に厚く御礼申し上げます。


最後にオマケ


明石

2017年2月7日火曜日

鎌ケ谷市交通安全対策現場見学会

こんにちは。
こばけん<思い出ブログ>をご覧いただきまして、ありがとうございます。

3年の田中です。

更新が遅くなってしまい申し訳ございません。
今回は1月10日のゼミナールの講義で、交通安全対策の現場見学会を行ったので、その
様子をお伝えしたいと思います。

まず鎌ヶ谷大仏駅に集合し、そこから小早川先生と稲垣先生の引率のもと、最初の見学場所である駅近くの交差点に向かいました。


この交差点は県道57号線と59号線が交差しているため、交通量が非常に多い場所として知られており、左折ポケットの整備や歩道の拡幅などの改良が行われる前は、片側1車線ずつしかなく、常に渋滞が発生していました。
そのため、渋滞を避けようと多くのドライバーが住宅街路を抜け道として利用していくようになり、住宅地内での交通事故や交通量の増大による騒音といった問題が起きていました。
こういった問題を解決するため、鎌ヶ谷市の東初富地区に自動車の速度を抑制するための仕掛けであるハンプや狭さくなどが整備されていきました。


その後、住宅地に移動し交差点に設置されているハンプを見学しました。


上の写真の青く舗装されている部分がハンプで、傾斜がついていることをアピールするために、道路鋲や派手なカラー舗装が施されています。

次に、日本一せまい狭さくを見学しました。


ここに設置されている狭さくは幅員が2.0mと非常に狭く、この場所を安全に通過しようと、ほとんどの車がスピードを落としていきます。


3年生たちもこの狭さくには興味津々の様子。

その後、東初富地区を1周し終わったところで、先生方からお話しをいただき、解散となりました。

今回の見学会では、普段あまり目にすることのないハンプや狭さくなどの取り組みが見られたり、先生方からたくさんの説明をいただいくことができたので、貴重な経験になったと思います。

(見学会とは関係ないですが…)
現場見学会終了後、3年生全員で日本一小さい大仏として知られる鎌ケ谷大仏を見にいってきました。


想像よりもかなり小さかったです…

以上です。